職員インタビュー

職員インタビュー(社福)愛誠会デイサービスセンターこすもす(介護福祉士)

ご家族とともに穂別に移住

地域の方たちと一緒に「夏まつり」を復活させました
▲地域の方たちと一緒に「夏まつり」を復活させました

  岡田さんは、鵡川町と穂別町が合併した平成18年、奥様の実家がある穂別町に札幌から移住してきました。ご家族は、奥様と小学校6年生、1年生の男の子2人。穂別の魅力は「やっぱり大自然に囲まれているということですね」。たまたま奥様の実家が穂別だったということと、岡田さん自身が穂別の自然が気に入ったことで移住を決心しました。穂別は役場や病院、学校、保育園、職場が近くに密集していて住みやすい町だといいます。
  釣りが趣味という岡田さん。川も海も近くにある穂別は絶好の町です。「子育てもそうですけど、アウトドアが好きなもんですから。都会にいるよりは、仕事のストレスも発散できるかなと思いまして」。休日には息子さんたちと釣りにも出かけます。最初はいやいやでも連れて行っていましたが、今では楽しいと言ってくれているとか。息子さんたちは、穂別のサッカー少年団がなくなったことで、早来のサッカーチームに通っています。
  「平日は週3回練習、土・日は各地で試合がありますので、送り迎えしています」。

自治会に参加して地域活動

息子さんと趣味の釣りを楽しむ岡田さん
▲息子さんと趣味の釣りを楽しむ岡田さん

  岡田さんは、穂別に来てすぐに自治会の活動に参加しました。林業が盛んだったころの原木流送を再現した「全道人間流送競技」で有名な「流送まつり」の開催にも参加しました。人が丸太となって、その上を船頭が走ってタイムを競う勇壮な競技です。
  「僕が住んでいる緑ヶ丘地区は、穂別の中心街から離れた地区で、一人暮らしの高齢者なんかも多いんです。穂別の『流送まつり』を見に行けない方たちがほとんどなので、しばらく途絶えていた地域の昔ながらの祭りを見せてあげたいなということで『緑ヶ丘夏まつり』を復活させました」。移住して3年目のことです。祭りの準備から運営まで、地域の方たちと一緒にできたことが良かったと言います。
  「障がい者や高齢者も分け隔てなく参加してもらって。そういうのがあるからこそやったというのもあります」。祭りも年々回を重ねるごとに協力してくれる方が増えてきた、とうれしそうに話します。
  「僕は学生時代、空手とサッカーをやっていたんです。実はキッズサッカーコーチの資格を持っていまして、保育園でU8(8歳以下)のコーチをしているんです。いずれは穂別のサッカー少年団を復活できればいいなと思っています」。

利用者に寄り添った支援を

(社福)愛誠会デイサービスセンターこすもす岡田 憲太郎さん(介護福祉士)
▲(社福)愛誠会デイサービスセンターこすもす
岡田 憲太郎さん(介護福祉士)

  介護福祉士の資格は、愛誠会に入ってから働きながら取得しました。最初の配属先は障がい者支援施設でした。利用者さんと接することで、障がいはあっても普通の人なんだなと気づいたことで面白味を感じ、どんどんのめり込んでいったといいます。
  「いまはデイサービスセンターで働いています。愛誠会に来たら、笑えるし、何でも話せるし、お風呂にも入れる。疲れて帰れるからいいわって言ってもらうときが一番やりがいを感じます。デイサービスは、そういうリアクションが一番感じられます」。
  今後は、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得したいという岡田さん。
  「ご本人とご家族、ケアマネジャー、事業所、各関係機関、それぞれの思いがあって、とても難しい立場だとは思いますが、だからこそ〝やりがい〟を感じる仕事だと思います」。
  自分は利用者さんの希望を最優先するという岡田さん。
  「利用者様と話していると、〝その人らしく〟というのは何なのかを考えさせられます。疾患が原因で食事制限をされている九〇代後半の女性、転倒歴が多く大好きな畑作業を制限されている八〇代後半の男性。そういった方々に私たちがどのように寄り添い、どのような働きかけをすることが、自分らしく、生活の楽しみを見いだしていただけるか」。
  机で考えるより、まず行動。直接感じることの大切さ。現場主義を行動指針としている岡田さん。地域活動に、地域福祉にとエネルギッシュに活動してます。

愛誠園 外観

社会福祉法人 
愛誠会

勇払郡むかわ町穂別80-10
電話(0145)45-2455 FAX(0145)45-3055

特別養護老人ホーム愛誠園/愛誠園訪問介護事業所
穂別高齢者グループホームみのり/ケアハウスこすもす
デイサービスセンターこすもす/障がい者支援施設ほべつ誠光・ほべつ誠和
ほべつ就労支援センター/障がい者グループホームかっぷりんぐ
障がい者福祉サービスむかわ夢風船

地元の高校生に「さをり織り」を教える利用者さん
ご家族や町民も招いて開催される
愛誠園夏祭り
  昭和50年、法人設立。翌51年、特別養護老人ホーム「愛誠園」開設を皮切りに、知的障がい者入所施設やグループホームなどを徐々に整備。鵡川地区にパン工房「むかわ夢風船」も出店し福祉就労の場を開設しました。利用者300名と職員140名を抱える福祉の総合法人として、地域になくてはならない存在となっています。
  「消費はもちろん、就労の場でもあるので、施設がなくなったとしたら町自体が成り立たなくなります」といいます。愛誠園の隣は保育園。境界線にフェンスなどなく、子どもの声が聞こえる施設です。小・中学校の学芸会や運動会にも地域の人たちと一緒に施設の利用者さんたちも参加させてもらうなど、地域交流も盛んです。