職員インタビュー(社福)清水旭山学園 特別養護老人ホーム せせらぎ荘 (介護職員)

清水町は大都会?

友人と行ったライブ会場にて
▲友人と行ったライブ会場にて

  帯広市出身の和泉さんは、就職を機に清水町にやって来て6年目になります。
  「清水町は人とのつながりが多く、買い物をしているときには利用者様のご家族様や知り合いに声を掛けていただき、近況を話したりなど温かみを感じられます」。帯広の中でも田舎で育ったという和泉さんは、清水町のほうが人口が多くて、最初はすごい大都会に来たと思ったと笑いながら清水町の印象を語ります。趣味はロックバンドのライブを聴きに行くこと。最近行ったのは、ミスターチルドレンのライブ。おとなしそうな印象の和泉さんですが、ライブ会場ではノリノリになってしまうそうです。
  飲食店に勤務するご主人とは清水町で知り合って結婚しました。ご主人は福祉の仕事にも理解があって、施設にボランティアにも来てくれます。毎年、利用者のご家族や関係者を招いて500人規模で盛大に開催される『せせらぎ荘夏まつり』には、屋台で串焼きなどを焼いてくれます。「旦那さんは本職なので、皆さんに喜ばれています」と援助係長の土屋博敬さんが教えてくれました。

高校生のとき資格を取得

施設の「夏まつり」のボランティアに来たご主人と
▲施設の「夏まつり」のボランティアに来たご主人と

  福祉の仕事を選んだきっかけは何だったのでしょうか。
  「高校生のときに障がい者のグループホームでアルバイトをしていて、自宅でも祖父の介護が必要だったことから福祉に興味を持つようになりました。母が介護をしている姿を見ていて、介護の勉強をしていると家でも役立つかなと思いました」。
  ヘルパー2級の資格を取ったのは高校生のときです。就職の際には、高齢者施設か障がい者施設か迷っていました。そのことを面接で伝え、入社式のとき配属先が決まりました。就職後、働きながら介護福祉士の資格も取得しています。今後はケアマネジャーの資格を取ることを目指しているといいます。
  「高校を卒業したばかりの頃は、利用者様と全然しゃべれなかったんです。話をするのが苦手だったんですけど、先輩方のアドバイスを受けながら利用者様の気持ちを知るために一生懸命こちらから声を掛けるように心掛けました」。
  車いすの男性が「歩けるようになりたい」と言い出したことがありました。「今まで私がお世話した人の中では、車いすから歩けるようになった人はいなかったんですよね。ですが、とても頑張り屋だったので、歩けるまでは回復しなかったんですけど、一人で立ち上がることができるようなりました。だんだん向上していくのを見ていて、利用者様も頑張ったんですけど、私たちも付き添って一緒に頑張れたかなと思って、とても感動しました」。
  「和泉は、お年寄りの方の望みをすぐに叶えてあげたいというのを大切にしている職員です。その気持ちが人一倍強いのだと思います」と土屋さんはみています。

大事な家族を預かる仕事

(社福)清水旭山学園 特別養護老人ホーム せせらぎ荘 和泉 百合さん(介護職員)
▲(社福)清水旭山学園 特別養護老人ホーム せせらぎ荘
和泉 百合さん(介護職員)

  「自宅で祖父を見ていましたが、施設にはいろんな人がいて、病気も一人ひとり全然違うし、認知症にもいろんな種類があると思っていなかったし、とても驚きました。いざ働いてみたら、もうちょっと祖父にしてあげられることがあったんじゃないかと思うこともあります。母が大変そうでしたので、ご家族の気持ちも考えようと思うようになりました。大事な家族を預けてくれているので、しっかり考えなきゃなと思います」。
  介護の仕事は、つらいことや一般的に汚いと言われる仕事もありましたが、先輩や上司に相談に乗ってもらいながら介護の仕事を続けられたという和泉さん。「困っている人がいたら、仕事とか関係なくて、みんな助けると思うんですよ。それと同じ気持ちでできるようになりました」。
  積極的なタイプではなかったけれども、経験を積みながら自分で自分を励まして、話しかけようとか、気持ちを引き出してあげようとか、そういう努力をして介護職員として成長して来たんだなあと感じました。

清水旭山学園 外観

社会福祉法人 
清水旭山学園

上川郡清水町字旭山南8線58-1
電話(0156)63-2134 FAX(0156)63-2135

障がい者支援施設 清水旭山学園(通所ホーム・相談支援事業所併設)/
障がい者支援施設あさひ荘(相談支援事業所併設)/
生活介護・就労継続支援B型事業所 旭山農志塾/
就労継続支援B型事業所 御影農志塾/グループホームみさわハイツ/
特別養護老人ホームせせらぎ荘
(地域密着型・認知症対応型・短期入所・居宅介護支援事業所併設)/
地域生活支援複合施設リゾーム(通所介護事業所併設)

大盛況の「せせらぎ荘夏まつり」
大盛況の「せせらぎ荘夏まつり」
  昭和45年に社会福祉法人みかげ学園が開設した障がい者支援施設旭山寮を、昭和53年に設立された社会福祉法人清水旭山学園が譲り受け、施設名を清水旭山学園と改称して事業を引き継ぎました。その後、障がい者支援施設を拡充する一方、平成15年には、特別養護老人ホームせせらぎ荘を清水町から無償譲渡を受け運営を開始。清水町の地域福祉を障がい者福祉、高齢者福祉の両面から支えています。