小さな旅

大空への夢と日本一の菜の花のまち 家族で行きたい春のたきかわ

作付面積4年連続日本一の菜の花畑 親子で遊べるユニークな科学館 大空への夢をかきたてるスカイパーク 滝川名物のジンギスカンやあいがもなど 春の行楽は家族で滝川旅行はいかがでしょう。

毎年、作付け場所を変えて咲き誇る菜の花畑と、エンジン音がなく風の音だけを感じて大空を滑空するグライダー(写真提供:たきかわ観光協会)

黄色い絨毯が広がる日本一の菜の花畑

 桜と菜の花、皆さんはどちらにより春を感じるだろうか。甲乙はつけがたいが、黄色い絨毯を敷きつめたような菜の花畑を見ると心が浮き立つように楽しくならないだろうか。春号では、昨年の菜種作付面積170haで4年連続日本一となった滝川市を訪ねた。5月には「たきかわ菜の花まつり」(5月18日(土)・19日(日))が開催される。
 まず訪れたのは、菜の花まつりのグルメ会場となる丸加高原伝習館だ。滝川市で採れた食材や菜の花を使ったグルメフェア、ステージイベントも開催される。春は菜の花、秋にはコスモスが咲き、夏場はオートキャンプ場でにぎわう丘陵地帯にある。道の駅「たきかわ」から、5月中旬~下旬の開花状況に合わせて、毎年場所を変えて点在する菜の花畑のベストスポットを案内してくれる「菜の花タクシー」や「菜の花バス」が運行している。
 丸加高原の麓にある道の駅「たきかわ」は、ドーム型の天井がお洒落な外観。札幌と旭川を結ぶ国道12号線のほぼ中間に位置し、ドライブ休憩を取るのに最適だ。館内には農産物直売所、特産品販売・アイスクリームショップ、中華レストランがあり、情報・展示コーナーには滝川出身の日本画家岩橋英遠と一木万寿三画伯の作品を展示している。
 自然豊かなラウネ川沿いに位置する滝川ふれ愛の里は、美人の湯と呼ばれる温泉施設やレストラン、3棟のコテージ、パークゴルフ場を備えた施設。この日は平日にもかかわらず多くの入浴客でにぎわっていた。ゆったりとリゾート気分が味わえるスポットだ。

シャワー室やランドリーも完備した丸加高原オートキャンプ場の管理棟
シャワー室やランドリーも完備した丸加高原オートキャンプ場の管理棟
地元の特産品がそろう道の駅「たきかわ」
地元の特産品がそろう道の駅「たきかわ」
滝川新生園のあいがもの精肉やスモークなど品ぞろえも豊富
滝川新生園のあいがもの精肉やスモークなど品ぞろえも豊富

滝川特産の「あいがも」と触って感じる体験型科学館

 滝川市内には、松尾ジンギスカン本店をはじめ、5社のジンギスカンメーカーがあり、「味付けジンギスカン発祥の地」といわれている。昼食はジンギスカンも考えたが、手軽に食べられる滝川のもう一つの名物「あいがも」にした。JR滝川駅に近いお食事処「味のなかた」では、滝川新生園が育てたあいがも(「施設の自慢の逸品」参照)を使った「あいがも丼」が食べられる。あいがものロースをさっと焼いて特製のタレを絡め、炒めタマネギとマイタケを合わせた一品。あいがもの臭みもクセもなく、柔らかくてとても美味しい。
 昼食に満足した後は、滝川市美術自然史館へ向かう。美術部門と自然史部門を併せ持った博物館だ。1階の自然史部門に入った途端、「ほ~」と歓声を上げてしまった。500万年前、滝川が海だった頃に生息していたタキカワカイギュウの生体復元模型や、子どもたちに人気のティラノサウルスをはじめ、プロトケラトプスやマンモスなど大小様々な骨格標本を展示している。2階は美術部門で、日本画家の岩橋英遠など滝川ゆかりの作家の作品を常設展示している。
 3階がこども科学館。「宇宙・地球の不思議」「人間の不思議」「自然界の不思議」の3つの部屋があり、見学するだけではなく、触って、感じて、自ら学ぶ体験型の科学館だ。注目は、日本では滝川市にしかない直径3mの動く地球儀「プレート・テクトニクス」だ。地球の大陸がどのように変化して今の姿になったのかを実感できる。また、ヴァン・デ・グラーフという静電気実験の器具は、ピカチュウ5匹分の50万ボルトの電力を起こせる日本一の大きさ。小さな科学館に日本一が二つもある。こども科学館の特徴は、スタッフが手作りした実験装置がそろっていること。小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型もスタッフの手作りだ。子どもだけでなく、大人も存分に楽しめる楽しい科学館だ。

お食事処「味のなかた」のあいがも丼
お食事処「味のなかた」のあいがも丼
大小さまざまな骨格標本は子どもたちに大人気
大小さまざまな骨格標本は子どもたちに大人気
日本にココここだけにしかない動く地球儀「プレート・テクトニクス」
日本にココここだけにしかない動く地球儀「プレート・テクトニクス」
イナヅマを発生して放電する静電気実験が楽しい
イナヅマを発生して放電する静電気実験が楽しい
スタッフ手作りの小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型
スタッフ手作りの小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型

夢と冒険心にあふれた たきかわスカイパーク

 最後に訪ねたたきかわスカイパークは、グライダーとモーターグライダーによる体験飛行ができる日本初の本格的航空公園。総面積約50haの広大な敷地に、3種類の滑走路を中心としてスカイミュージアム(航空動態博物館)、宿泊施設など、様々な施設がそろっている。
 スカイミュージアムは、格納庫と博物館とを兼ねていて、最大30機ほどのグライダーを展示している。空は飛べなかったが、グライダーのコックピットに搭乗させてもらってパイロット気分を味わうことができた。
 管理棟には、職員事務所と喫茶がある。天気のよい日に滑走路も見渡せる喫茶から飛行するグライダーを眺めながらティータイムはいかがだろう。グライダーや飛行機を身近に見て、触れて、夢と冒険心をかきたてられることだろう。

スカイパークの内観
スカイパークの女性スタッフにモデルになっていただいた
グライダーを格納しているスカイミュージアム
グライダーを格納しているスカイミュージアム

滝川市の旅マップ

滝川市の旅マップ
滝川市・雨竜町の主な福祉法人
滝川市社会福祉協議会外観

社会福祉法人 滝川市社会福祉協議会

滝川市明神町1丁目3-1 NTT東日本滝川ビル
電話(0125)24-8640 FAX(0125)24-8657

 昭和26年、滝川町社協として発足。翌27年に発足した江部乙町社協と昭和46年に合併、昭和51年に社会福祉法人の認可を受けました。近年は平成12年度から訪問介護事業を、平成15年度からは居宅介護支援事業を重点施策として取り組んできました。昨今は成年後見制度や権利擁護など世相の仕組みも変わり、先延ばしできない様々な課題を積極的に取り組んでいます。

滝川ほほえみ会外観

社会福祉法人 滝川ほほえみ会

滝川市滝の川町西5丁目4-28
電話(0125)24-3595 FAX(0125)24-3596
滝川ほほえみ工房(多機能型通所施設)定員60名/地域生活支援センターほほえみプラザ/グループホーム(8ヵ所)定員41名
 平成16年法人認可。22年新築移転。「ピクチャーサイン」の導入等で「北海道福祉のまちづくり賞」を受賞しました。「社会がかわれば障害はなくなる~地域での当たり前の生活を求めて」を理念に日中活動、地域支援を行っています。

若草友の会共同作業所外観

特定非営利活動法人 若草友の会共同作業所

滝川市大町1丁目7-21
電話(0125)22-0214 FAX(0125)74-4181

 地域共同作業所として昭和61年に開設。平成21年、NPO法人に移行し、就労継続支援B型事業所となりました。平成28年には3階建てを新築し、現在はそこで活動しています。主に精神に障がいのある方が通所し、メール便や黒板消しの制作等の内職作業や1階で行っている軽食・喫茶「すぷらうと」で従事しながら社会復帰を目指しています。

凪汐(なぎさ)内観

特定非営利活動法人 凪汐(なぎさ)

滝川市明神町2丁目8-3
電話(0125)23-2299 FAX(0125)74-4440
トータルサポートriaru~リアル~
(放課後等デイサービス/生活介護/自立訓練)

 平成24年法人設立。小さな法人ですが、設立当初から関わっている障がい児が、大人になっても同じ職員、同じ場所で安心できる支援を行いながら、子ども、高齢者の垣根のない共生型社会を模索中です。「法人が損をしても利用者さんが得をする活動」を法人理念に掲げ、日中活動の強化とグループホームの設立を予定しています。

雨竜ことぶき会 利用者のみなさん

社会福祉法人 雨竜ことぶき会

雨竜郡雨竜町字満寿37-4
電話(0125)78-3560 FAX(0125)78-3030
特別養護老人ホーム雨竜寿園/妹背牛町老人保健施設りぶれ/妹背牛町デイサービスセンター/妹背牛町生活支援ハウス「すまい・ル」/軽費老人ホーム「ケアハウスメゾンふるーる」
 昭和54年法人設立。滝川市にある「ケアハウス メゾンふるーる」は、平成10年に開設。毎月趣向を凝らした行事を開催し、入居者とのコミュニケーションや職員との語らいの場、そしてご家族との絆を大切にする時を提供するなど、安心して過ごすことができる施設です。