人気の一品 自慢の逸品
vol.134
「ワークショップどり~夢」のふっくりんこ

(社福)七飯有隣会が運営する「ワークショップ どり~夢」(就労継続支援B型事業所)は、食堂・喫茶営業を中心に地域の特産品や駄菓子などを販売する施設です。現在、18名ほどいる利用者さんは接客、食材の計量、弁当の配達など、それぞれ適性に応じた作業に従事しています。5年ほど前から取り組んでいる稲作でも、苗作りをはじめ、田植え、草取りなど、折々の作業に参加。中でも収穫したお米の選別はすべて手作業で行っています。「利用者さんは、一つひとつ経験を重ねることで自信を養っています」と施設長の武田崇志さん。主力商品は、その年にとれたお米(ふっくりんこ)だけを袋詰めした「どり~む米」です。特に真空パック詰めのキューブ型(300g)は、贈答品やイベントの景品として評判を呼んでいます。そのほか、大豆、黒ニンニクなどの加工食品も安価で販売しており、リピート購入する人も多いそうです。
●どり~む米・・・(5㎏)1,950円 (10㎏) 3,800円 (300g キューブ型) 250円
●黒ニンニク・・・(10g)100~150円
※料金は税込です。送料は別途、実費を承ります。



社会福祉法人 七飯有隣会
ワークショップ どり~夢
亀田郡七飯町鳴川3丁目26-17
電話(0138)84-5210 FAX(0138)84-5212

その他の記事を読む
-
Vol.133 2023.Winter
就労継続支援センターきららのハーバリウム
2009年4月に開設された「就労継続支援センターきらら(就労継続支援B型)」では、現在18名の利用者さんが就労経験を積んでいます。
自主製品としてつくっているのは、ハーバリウム、フェイクスイーツ等を使ったアクセサリーの他、最近は毛糸のポンポンを使ったクッションも人気です。「植物標本」の意味を持つハーバリウムは全部で6種類。利用者さんたちは生花をドライフラワーにするところから作業を開始。次に乾燥させた花をガラス瓶に入れながら、少しずつオイルを注げば完成です。一つひとつ丹精込めて作る一点物のため、利用者さんの中には自ら手がけた作品に愛着を感じ、自分で買っていく人も。卒業シーズンには、記念品としてハーバリウムのボールペンなどを特注で製作しています。
苦労してつくった商品が売れる喜びを実感し、「それが利用者さんの作製意欲や生きがいになっています」と、スタッフの笠原さん。笑いの絶えないアットホームな雰囲気が同センターの魅力です。 -
Vol.132 2022. Autumn
菊水ワークセンターの焼き菓子
社福)札親会が運営する菊水ワークセンターは、定員80名(生活介護40名・就労継続支援B型40名)の多機能型事業所です。就労支援事業では、ボルトの袋詰めをはじめとする委託作業、ポスティングなどの施設外就労、焼き菓子の自主製造など、幅広い活動に取り組んでいます。道産食材にこだわった焼き菓子は、クッキーとマドレーヌが主力商品。クッキーはミルクやココア、ゴマ、クルミなど種類も豊富です。添加物、保存料を一切使用していないマドレーヌは全5種類。いずれも札幌市が運営する「元気ショップ」などのほか、2020年7月に施設の一角にオープンした『Pokke Café(ポッケ カフェ)』で販売しています。利用者さんは、焼き菓子づくりの工程だけでなく、接客に携わるようになったことで、お客様の反応をじかに感じられることや、自分たちが作ったものが目の前で売れていくことに喜びを感じているそうです。同カフェではコーヒーやソフトクリームなども楽しむことができます。