福利厚生をご利用の方はログインして下さい

ホーム > 職員インタビュー > (社福)池田光寿会 特別養護老人ホーム池田光寿苑(ケアマネージャー)

職員インタビュー

vol.132

職員インタビュー(社福)池田光寿会 特別養護老人ホーム池田光寿苑(ケアマネージャー)

将来を決めたきっかけは曽祖母と過ごした一日

介護の仕事に就いてから今年で18年目。現在、ケアマネージャーとして働く髙嶋さんのキャリアは、地元帯広から車で約1時間半のところにある広尾町の特別養護老人ホームから始まりました。
高校2年のある日、要介護5程度の状態だった曽祖母と過ごし、「何もできない自分がもどかしかった」と、介護技術の必要性を痛感。ゆくゆくは両親の介護にも役立つと思い、この道へ進むことを決めたそうです。
広尾の特養には4年ほど在籍し、家の事情で帯広へ戻ってきた髙嶋さんは、介護老人保健施設や有料老人ホームで、介護士としての経験を積み重ねていきます。その後、デイサービスの事業所に移り、生活相談員を務めたことで仕事の場も広がりました。

経験を活かすために池田光寿苑へ転職

29歳のとき、これまでの経験を活かせる機会が訪れます。池田町にある特別養護老人ホーム『池田光寿苑』への転職です。
「規模の大きい施設だったため、当初は入居者さんの名前を覚えたり、心身の状態を把握するのに苦労しました」と髙嶋さん。
それでも、目の前のことだけでなく、全体を見渡す広い視野を持って仕事に臨んだ結果、入居者さん、職員双方の信頼を得るのに、時間はかかりませんでした。特に気を配ったのは、職場の人間関係です。
「入居者さんのお世話をするうえで、職員間の協調や連携は欠かせません。人間関係がうまくいっていると、仕事もスムーズに運び、良好な環境を提供することにもつながります」。
当初は介護士として勤務し、3年ほど前から相談業務のほか、入退所手続き、レセプトの作成などを行う生活相談員の仕事を任されています。昨年、資格を取得し、今年からケアマネージャー業務も行っています。
「仕事内容は、生活相談員の業務に入居者さんのケアプラン作成が加わった形です。プランは入居者さんやご家族の意向に沿って立てていきますが、本当にそれがご本人のためになるのか、現場で実践できるのか、日々模索しています」。
ケアマネージャーの仕事に就いてから約5カ月。慣れないことが多く、プランの作成に手間取ることもありますが、目標としているのは、介護士のときも今も同じ。「入居者さんに笑顔になっていただくこと。それがわたしたちの喜びであり、仕事の糧です」と教えてくれました。

誰よりも強い介護職への想い

髙嶋さんは、SNSなどで目にする〝仕事がなければ介護職に就けばいい〟といったコメントに対し、介護に携わる一人として次のように話しています。
「食事介助などのお世話を通して入居者さん一人ひとりの様子を観察し、他のスタッフの動きを見て、自分がやるべきことを見極める。常にアンテナを張りめぐらせなければ務まらないこの仕事は、誰にでもできるものではありません」。
しかも、入居者さんは人生の大先輩。「介護をする側、される側の関係ですが、入居者さんにはどんなときでも敬意を持って接しています。冗談一つでも節度を保つことが大切です」と、その言葉から高い志を持って業務に取り組んでいることがわかります。

父親の介護を経験し「ご家族」の思いを実感

数年前、自宅で父親の介護を経験し、改めて介護のあり方を考えさせられたといいます。
「親を施設に預けることに罪悪感を持つ人は少なくありません。でも、家で介護することがどれだけ大変か身をもって知り、積極的に施設を利用していただきたいという気持ちがより強くなりました」。髙嶋さんにとって、その思いもまた仕事へのモチベーションとなっているようです。
家族は元同僚だった介護士の奥さんと6歳の娘さん。休みの日は、自宅の庭先で娘さんとふれあい、明日への鋭気を養っています。

入居者さんと、ジョークを交えながらふれあう髙嶋さん

社会福祉法人 池田光寿会

中川郡池田町字西2条10丁目2番地20
電話(015)572-5955 FAX(015)572-5954
【介護保険事業】8施設 【保育事業】4施設 【児童養護事業】2施設

1951年、十勝管内の池田町に「池田保育園」を開園し、2年後の1953年に(社福)池田社会福祉事業協会として認可を受けました。1963年には児童養護施設「若草学園」を開設。それから約20年後の1985年に特別養護老人ホーム「池田光寿苑」を開設し、老人福祉の仕事に携わるようになりました。その後、帯広市や幕別町からの移管を受け、保育事業を拡大。2022年9月時点で介護福祉施設8ヵ所、保育施設4ヵ所、児童養護施設2ヵ所を展開するまでに成長しています。2023年には帯広で新たな保育事業を開始する予定です。また、保育園では池田町にあるワイン城でマナー講座を実施したり、介護施設では高齢者と園児の交流を行うなど、池田光寿会ならではの試みも。現在、施設利用者数の合計は約1000名に上り、従業員数の合計は300名を超え、地域の雇用促進にも貢献しています。従業員の結婚や出産などに対応し、保育士であれば自宅近くの保育園に異動できるなど、働きやすい環境を提供しているのも特徴です。新たな取り組みとしては、2024年に池田町にある特別養護老人ホームの改修に取りかかるほか、災害対策として20~30年のスパンですべての施設を高台へ移転する計画を立てています。

【vol.132閲覧中】

一覧へ戻る

TOP