人気の一品 自慢の逸品
vol.129
オークルのワンローフパンと焼き菓子


オークル(就労継続支援B型・生活介護の多機能型事業所)では、町内に店舗を併設した「アットホーム・パン工房 リスどん」を構え、菓子パン、調理パン、パウンドケーキ、クッキーなど、焼き立てのパンや焼き菓子を製造販売しています。8~9名ほどいる利用者さんは、材料の計量、成型、調理器具の洗浄などを担当。商品はリスどん店舗のほか、「JAめむろファーマーズマーケット愛菜屋」(土曜日)などで販売しています。50種類ほどあるパンの中でも、食パンに似た形の「ワンローフパン」は地元の人をはじめ、観光客にも大人気。チョコクリームやレーズン、さらには旬の味覚を練り込んだものを常時5~6種類ほど取りそろえています。
食材は十勝産小麦の割合が多い道産小麦や芽室産のルバーブなど、地元のものにこだわり、地産地消を心がけているのも特徴です。今後は利用者さんを伴っての外販を再開し、直接お客さまとふれあう機会を増やしていくとともに、ふるさと納税の返礼品として、全国に冷凍のワンローフパンをPRしていきます。
●ワンローフパン……………….380円
●クッキー(5個入り)………100円
●パウンドケーキ……………….150円
※料金は税込です。送料は別途、実費を承ります。


(社福)柏の里めむろ オークル
河西郡芽室町西士狩北4線48
電話 (0155)62-5449 FAX (0155)62-7449

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Vol.133 2023.Winter
就労継続支援センターきららのハーバリウム
2009年4月に開設された「就労継続支援センターきらら(就労継続支援B型)」では、現在18名の利用者さんが就労経験を積んでいます。
自主製品としてつくっているのは、ハーバリウム、フェイクスイーツ等を使ったアクセサリーの他、最近は毛糸のポンポンを使ったクッションも人気です。「植物標本」の意味を持つハーバリウムは全部で6種類。利用者さんたちは生花をドライフラワーにするところから作業を開始。次に乾燥させた花をガラス瓶に入れながら、少しずつオイルを注げば完成です。一つひとつ丹精込めて作る一点物のため、利用者さんの中には自ら手がけた作品に愛着を感じ、自分で買っていく人も。卒業シーズンには、記念品としてハーバリウムのボールペンなどを特注で製作しています。
苦労してつくった商品が売れる喜びを実感し、「それが利用者さんの作製意欲や生きがいになっています」と、スタッフの笠原さん。笑いの絶えないアットホームな雰囲気が同センターの魅力です。 -
Vol.132 2022. Autumn
菊水ワークセンターの焼き菓子
社福)札親会が運営する菊水ワークセンターは、定員80名(生活介護40名・就労継続支援B型40名)の多機能型事業所です。就労支援事業では、ボルトの袋詰めをはじめとする委託作業、ポスティングなどの施設外就労、焼き菓子の自主製造など、幅広い活動に取り組んでいます。道産食材にこだわった焼き菓子は、クッキーとマドレーヌが主力商品。クッキーはミルクやココア、ゴマ、クルミなど種類も豊富です。添加物、保存料を一切使用していないマドレーヌは全5種類。いずれも札幌市が運営する「元気ショップ」などのほか、2020年7月に施設の一角にオープンした『Pokke Café(ポッケ カフェ)』で販売しています。利用者さんは、焼き菓子づくりの工程だけでなく、接客に携わるようになったことで、お客様の反応をじかに感じられることや、自分たちが作ったものが目の前で売れていくことに喜びを感じているそうです。同カフェではコーヒーやソフトクリームなども楽しむことができます。