人気の一品 自慢の逸品
vol.124
デイセンターばんせいの食肉加工品


春号の「福祉ショップ・レポート」で紹介した音更晩成園の食肉加工品です。デイセンターばんせい(就労継続支援B型)では、十勝産豚肉を100%使用し、極力無添加で、冷凍はしません。賞味期限は短くなりますが、新鮮なまま製品を届けたいというこだわりを持っています。約5日間ほどの作業工程の中で、利用者さんは個別に目標を設定し、苦手な作業にも挑戦できるよう半年に1回作業分担を行っています。手間暇かけて作った「フランクフルト」はボリュームたっぷりでバーベキューに欠かせない一品。食感を楽しむなら「あらびきソーセージ」、「辛口ソーセージ」や「ピルカ(行者にんにく)ソーセージ」はワインやビールのおつまみに最適。他にハムやベーコンもあります。直売店「WeLL」に販売員として入ることもある利用者さんは、お客様が美味しいと言って買ってくださることに喜びを感じているようです。種類も多くそれぞれに個性的な絶品食肉加工品をぜひ味わってみてください。
●各種ソーセージ………250円
●フランクフルト………300円
※料金は税込です。送料は別途、実費を承ります。


(社福)音更晩成園 デイセンターばんせい
河東郡音更町字東士狩西6線47番地
電話(0155)42-8989 FAX(0155)42-8989

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Vol.133 2023.Winter
就労継続支援センターきららのハーバリウム
2009年4月に開設された「就労継続支援センターきらら(就労継続支援B型)」では、現在18名の利用者さんが就労経験を積んでいます。
自主製品としてつくっているのは、ハーバリウム、フェイクスイーツ等を使ったアクセサリーの他、最近は毛糸のポンポンを使ったクッションも人気です。「植物標本」の意味を持つハーバリウムは全部で6種類。利用者さんたちは生花をドライフラワーにするところから作業を開始。次に乾燥させた花をガラス瓶に入れながら、少しずつオイルを注げば完成です。一つひとつ丹精込めて作る一点物のため、利用者さんの中には自ら手がけた作品に愛着を感じ、自分で買っていく人も。卒業シーズンには、記念品としてハーバリウムのボールペンなどを特注で製作しています。
苦労してつくった商品が売れる喜びを実感し、「それが利用者さんの作製意欲や生きがいになっています」と、スタッフの笠原さん。笑いの絶えないアットホームな雰囲気が同センターの魅力です。 -
Vol.132 2022. Autumn
菊水ワークセンターの焼き菓子
社福)札親会が運営する菊水ワークセンターは、定員80名(生活介護40名・就労継続支援B型40名)の多機能型事業所です。就労支援事業では、ボルトの袋詰めをはじめとする委託作業、ポスティングなどの施設外就労、焼き菓子の自主製造など、幅広い活動に取り組んでいます。道産食材にこだわった焼き菓子は、クッキーとマドレーヌが主力商品。クッキーはミルクやココア、ゴマ、クルミなど種類も豊富です。添加物、保存料を一切使用していないマドレーヌは全5種類。いずれも札幌市が運営する「元気ショップ」などのほか、2020年7月に施設の一角にオープンした『Pokke Café(ポッケ カフェ)』で販売しています。利用者さんは、焼き菓子づくりの工程だけでなく、接客に携わるようになったことで、お客様の反応をじかに感じられることや、自分たちが作ったものが目の前で売れていくことに喜びを感じているそうです。同カフェではコーヒーやソフトクリームなども楽しむことができます。